マインドフルネスって難しく考えると続けられなくなってしまいますよね。
いつでも、どこでも10秒でできるマインドフルネスが学べる本を紹介します。
1日10秒マインドフルネス(藤井英雄)
書籍の概要
タイトル
1日10秒マインドフルネス
著者
藤井英雄
電子書籍の有無
無
出版社
大和書房
発売日
2018年1月30日
著者について
著者の藤井英雄氏は、精神科医であり作家で、心のトリセツ研究所の設立者。
40年の瞑想歴があり『マインドフルネスの教科者』、『マインドフルネス「人間関係」の教科者など多数の著書があります。
精神科医であり、長年実践されてきたからこその安心感、信頼感がありますよね。
1日10秒マインドフルネスを読んでみた感想
いつでもどこでも簡単にできるように
10秒でできるマインドフルネスの方法が具体的に紹介されています。
「1日10秒が最低限、一日に何度やってもよい」という気軽さが心地よい。10種類以上の方法が解説されているので、自分にあったものをチョイスしてやっています。
とくに、水をゆっくり味わう、心の声を聴く、呼吸を観察するあたりがとてもやりやすかったです。
自己流にアレンジして、よくやっているのが電車の中で音を聞くことです。
目を閉じて、音を聞きます。ガタンゴトンという音以外に、咳払い、話し声、電車と行き違う音、アナウンスなど様々な音が聞こえます。これだけ、今ここに集中することができます。
ストレスやプレッシャーに対処できるように
いつでも、どこでも肩肘はらずにやればよいのだという気づき、電車の中やトイレの中でも実践をしています。オフィスの椅子でも可能です。
「心がざわついているな」、「モヤモヤするな」、「集中できないな」、「やる気が出ないな」といったときに実践するようにしたところ、ストレスやプレッシャーに気づくことができました。
「あ、いまストレスを感じているんだ」とわかるだけで、心が随分軽くなり、どのように対処しようかを考えることができています。
1日10秒マインドフルネスはこんな人におすすめ
こんな人に強くおすすめします。
- マインドフルネスを手軽に始めたい
- マインドフルネスの簡単な方法を知りたい
- マインドフルネスが続かなくて悩んでいる
まとめ マインドフルネスを長続きさせたい人へ
マインドフルネスが広く知られるようになって久しいですが、継続できている人は多くない印象です。瞑想やスピリチャルなものと関係が深いですし、エクササイズの一つとしても取り入れられているので、日常生活で続けていくのにハードルが高く感じてしまいます。
この本は、とくに仕事が忙しくて時間がない人に向けに書かれているので無理なく読めて続けられるんですよね。「興味があるけど、やったことはなかった」、「仕事のモヤモヤやストレスが多くなっている」、「一度やってみたけれど挫折してしまった」というよう方はぜひ本書を手にとってみてください。