20代向け仕事のやる気が出ないときにすぐに読めるビジネス書3選

ビジネス書入門

どうしても仕事のやる気が出ない…そんなときに読みたい3冊

自宅に仕事を持ち帰ってはみたものの
全然やる気にならないときってありますよね。

休日なら、なおさらです。
日曜日の夜まで手つかずで、早く片付けて眠りにつかなければと思うほど
なかなか集中できずにSNSやネットニュースを見てしまいます。

リモートワークの場合、平日の日中でも打ち合わせが入っていなかったり
締め切りまで時間があったりするときは緊張感がないからか
モチベーションが高まらないことも往々にしてありますよね。

そんなときに、手軽に読めてやる気が湧いてくる3冊のビジネス書をご紹介します。

  • 1.『「原因」と「結果」の法則』ジェームズ・アレン
  • 2.『うまくいっている人の考え方 完全版』ジェリー・ミンチントン
  • 3.『そうか、もう君はいないのか』城山三郎

ビジネス書をあまり読まないという20代の方にとくにおすすめです。

1.「原因」と「結果」の法則 ジェームズ・アレン

「人は誰も、内側で考えているとおりの人間である」という古来の金言は、
私たちの人格のみならず、人生全般においてあてはまる言葉です。
私たちは、文字どおり、自分が考えているとおりの人生を生きているのです。
なかでも人格は、私たちがめぐらしているあらゆる思いの、究極な総和です。」

本文13ページより

1864年に生まれたジェームズ・アレンによる自己啓発本の古典的名著です。
1902年に書かれており、成功哲学の祖として知られるデール・カーネギーに影響を与えた本です。

自分が日々考えていることは、自らが選んでいることであり、
それが人生を創り上げているということを僅か95ページで伝えてくれます。

環境を改善するのではなく、自分自身を改善する。
そのためには自己犠牲が必要。

厳しくも愛のあるメッセージをぜひ堪能してみてください。

2.うまくいっている人の考え方 完全版 ジェリー・ミンチントン

ミスをしても自分を責めるのはやめよう。
「自分はなんてバカなんだ」とののしったり、自分を非難したりしてはいけない。
そんなことをすると、自分のすることは何でもまちがっているんじゃないか
という気持ちになって、さらにミスを繰り返すことになるだけだ。

本文より

本書は、1999年に刊行された『うまくいっている人の考え方』と2004年に刊行された続編を
一冊に再編集したものです。

自尊心を高めるための考え方が「その1」から「その100」まで示されており、
通読してもよいですし気になる箇所だけを拾い読みしても楽しめます。

やるべき仕事を前にしているあなたには、

その43 問題の原因は自分にあることを認める
その76 仕事に打ち込む
その85 現実を受け入れる

が特におすすめです。

3.そうか、もう君はいないのか 城山三郎

お茶の水駅近くのビル。
その中に在る二階造りの講堂で、文芸講演会が開かれた。
平日の午後であり、ビルそのものが婦人誌出版社の社屋というせいもあってか、
満員の客の七、八割が女性客。
さて、何から話すべきか。
司会者による紹介が終わり、拍手に迎えられた私は、考えながら演壇に立った。
いつものことながら、話し出してしまえば何とかなるのだが、
心も表情もまだ硬い。

本文より

最後は、歴史小説、経済小説の巨匠、城山三郎さんの自伝的な手記です。
『落日燃ゆ』の他、『男子の本懐』『官僚たちの夏』『秀吉と武吉』などで知られています。

解説まで含めて173ページと、小説や文庫本としては非常にコンパクトなのですが、
著者と妻との出会いと別れの物語で、大切な人のかけがえのなさを思い知らされます。

正直に言って私は何度読んでも涙してしまうのですが、
ありふれた日常の得難さを心に抱くことで、
「目の前のことを頑張ろう」
「精一杯生きよう」という気持ちにさせられます。

まとめ あなたに合う一冊をぜひ

仕事のやる気が出ないときに簡単に読める3冊をご紹介しました。
もちろん、全てを読む必要はありません。

読んでみたいという1冊が見つかったら
急いで電子書籍などで読んでみてください。

そしてモチベーションが得られたら、仕事に取り掛かってください。
あなたのやるべきことが無事に終わりますように。

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